中国地方のロードサイドに、ご夫婦がそれぞれの専門分野で新規開業

2025年7月に山口市で開業したNAGAOKAまぶた・スキンクリニック。眼科専門医の永岡了先生は、眼瞼下垂や逆まつげ、流涙症などを手術する保険診療の眼形成外科を、皮膚科医の永岡紘子先生は、しみやシワ、たるみなどを治療する自由診療の美容皮膚科をそれぞれ担当されています。開業時にACUSIS Cloudを導入されたお二人にお話を伺いました。
お二人ともお医者様でいらっしゃいますが、協業の秘訣を教えてください。
(了先生)夫婦開業で仲が悪くなるという話はよく聞くのですが(笑)、今のところは、お互い尊重し合っています。美容皮膚科のプロフェッショナルと眼形成外科のプロフェッショナルとしてお互いに尊敬していますし、患者さんにホスピタリティを持って接したいという方向性も一緒なので、衝突が少ないのかなと思います。
日常生活は「空いている方ができることをやる」というスタンスで、自然に役割分担ができていますね。
(紘子先生)私はアクティブに色々なことを思いつきやすいのですが、それを彼が客観的に選択してくれます。両極端で、全然カラーが違うんです(笑)。
東京と比較して地域差はありますか?
(紘子先生)地方では「美容医療って何?」からスタートすることが多く、美容クリニックに通っていることを周囲にバレたくないなど、心理的ハードルが高いと感じます。
ただし一度敷居をまたいでくださると、その方の口コミでご家族やお友達のご紹介の輪がワッと広がりやすく、東京ではそういった経験はなかなかありません。
全く異なる診療科目でのスタッフマネジメントなど、ご苦労はございますか?
(了先生)眼科系と美容医療系で覚える内容が全く違うので、とにかく教育に時間がかかるなと感じました。
ただ診察スピードを絞ったり、焦らずにゆっくり進めたことで、今では眼科の手術介助や検査、美容皮膚科の施術もマルチにできるスタッフが育ってきました。今後は、より主体的に学ぶ姿勢も期待しています。
集患はどのようにされていますか?
(紘子先生)最初に行ったのは、ロードサイド看板です。場所と建物を決めてすぐに「夏開業・形成外科・美容皮膚科」の文字だけ大きく掲載した看板を出しました。強力なインパクトがあったようで、周知が進みました。
また山口市以外も幅広くターゲットとしたかったので、新幹線が通る新山口駅にデジタルサイネージ広告も出稿しました。
SNSではインスタグラムとLINEを使って、スタッフ全員でストーリー制作や投稿を行っています。
夫婦ともにプレイヤーなので、ACUSIS Cloudの機能に助けられています

ACUSIS Cloudは開業前にご存じでしたか?
(紘子先生)以前勤務していたクリニックで、ACUSISの頃から使っていました。美容クリニックは、どの部屋が何時に埋まっているかという予約の見える化が重要だと思っているので、複雑な予約をちゃんと分けて管理できる機能が圧倒的に良いと思っていました。
ACUSIS Cloudを選んだ理由を教えてください。
(了先生)最初からACUSIS Cloudでいいんじゃないかって言っていたんです。保険診療がメインで自由診療もできるシステムも検討したのですが、やっぱりACUSIS Cloudのほうが使いやすかった。
眼科は保険のレセプトが使えないといけないのですが、その点では自由診療メインの他社のシステムは全く無理でした。
ただ、眼科は画像を取り込むためだけのシステムが必要なので、別に画像ファイリングシステムも導入しています。
ACUSIS Cloudを選んで良かったことをお聞かせください。
(了先生)クラウド型で予約管理ができるので、例えば勤務後に子供が急に熱を出したとか、スタッフから欠勤連絡があっても、自宅から予約調整ができます。二人ともプレイヤーで、自分で急な環境変化に対応しないといけないので、すごく助かっています。
あとは、売上げの集計がしやすいことです。問診票をしっかり作っておけば来院理由などの集計も取りやすい。まだ十分に活用しきれてはいませんが、そこもいいと思っています。
ACUSIS Cloudを活用した取り組みがございましたら、内容を教えてください。
(紘子先生)私の診療スタイルですが、初診はきちんと診察してから治療方法を提案するので、患者さんは何の治療が受けられるのか分かりません。そのため、電話の問い合わせが増えがちになっていたのを、WEB予約へ誘導したところ、問い合わせ対応の負荷が大幅に減少しました。
また、HOT PEPPER Beauty 美容クリニックと医療脱毛メニューを連携しています。田舎でも認知度が高く、ポイントが貯まるので、若い男女層が取り込めて良かったなと思います。
今後のクリニックの展望をお聞かせください。
(紘子先生)うちの美容皮膚科の待合は、すごく広く設計しています。やはり美容クリニックの敷居は高いので、将来はそこに患者さんを集めて美容医療の勉強会をやりたいなと思っています。
(了先生)まだまだクリニックのポテンシャルを活かしきれていないので、もっとできること・やれることを広げていきたいです。お子さんの逆さまつげの手術から先天性の眼瞼下垂、全身麻酔もできるので、鼻の中から骨を削る涙道閉塞などの手術数も増やしていきたい。
スタッフと一緒に成長して、もっと地域に根差したクリニックになれたらいいなと思っています。