地域の方に、より身近に形成外科の専門治療を提供できるクリニックを

2024年4月に千葉県柏市にオープンした、かしわ形成外科クリニック。柏市の総合病院で形成外科専門医として、長年地域医療に携わってきた高久先生が、これまでよりもっと地域に密着した形成外科を、との思いから開業されました。クリニックでは形成外科(保険診療)と美容治療(自由診療)の二本立てで診療を行っています。開業時にACUSIS Cloudを導入された高久先生にお話を伺いました。
貴院にはどんなことを求める患者様が多いのでしょうか。
当院は院名に形成外科がつきますので、現状は形成外科の患者さんがメインです。ただ形成外科は美容治療と同様に体の表面の疾患を扱いますので、治療結果を患者さんが評価しやすい。その面では美容と非常にリンクしていることもあり、最近は形成外科を受診された後に、改めて美容治療を受けられるケースが増えています。
電子カルテを導入されたきっかけを教えてください。
医師になった時点で電子カルテが当たり前でしたので、最初から電子カルテ以外の選択肢はなかったですね。
開業するまでは大学病院や総合病院に勤めていたこともありサーバー型病院向け電子カルテでした。従って今回のクラウド電子カルテ導入は不安もあったのは正直なところです。
ACUSIS Cloudを選ばれた理由をお聞かせください。
ACUSIS Cloudは、自由診療メインの電子カルテでありながら、保険診療も使える点に一番惹かれました。
実際すごく使いやすいですし、他のスタッフもすぐ使いこなしています。他の電子カルテと比較した中では、使いやすさとコストの点でACUSIS Cloudに良い印象を持ちました。
でも何よりの決め手となったのは、担当の方が柏の方で、親身になっていろいろ提案していただいたことかもしれません。
導入されるまでの期間はどのくらいだったでしょうか?
結構早かったですよ。開業の半年以上前にはACUSIS Cloudを導入しようと決めていました。保険の手続きなどが必要でしたので、実際に稼働し始めたのは開業の3カ月前です。
美容に特化しているだけではない、
保険診療でも自由診療でも使い勝手の良い電子カルテ

ACUSIS Cloudを活用して、どんな取り組みをされていますか?
WEB予約がとても便利です。患者さんの年齢層が比較的若い方が多いので、皆さん積極的にWEB予約を使っていただいていて、最近は高齢の方もWEB予約を使いこなしてくださっています。
他の電子カルテだと、予約システムと電子カルテが別会社で、それらを連動させて使うパターンが多かったのですが、ACUSIS Cloudは一体化されていますから、予約情報が電子カルテに自動反映されて、診察の流れがスムーズです。予約をドラッグ&ドロップで簡単に移動できますし、細かいスケジュール調整もできます。
とくに便利なのが、朝にカルテを見ただけで「10人の患者さんの診察をしたらその次は手術だな」と、パッと見てその日のスケジュールを把握できるところです。
あとはサポートチームの方の対応が素晴らしく、その面でも満足しています。何かあったときにはすぐに駆けつけてくれて対応してくれるので、本当に助かっています。
今後のクリニックの展望をお聞かせください。
現状ありがたいことに、とても多くの保険診療の患者さんにご来院いただいています。美容クリニックとは一線を画していますので、カウンセラーを置いているわけでもありません。どの患者さんにも私自身がカウンセリングして、不必要だと思われる治療を勧めたりすることはありません。
ただ、せっかく幅広い治療を選択できるクリニックにしましたので、願わくば美容治療の患者さんにもう少しご来院いただきたいと思っています。
今後も形成外科を受診された患者さんとしっかり信頼関係を築き、その先に美容治療へと繋がっていただけるととてもうれしいですね。
本日はお忙しい中、ありがとうございました。