保険診療と自由診療の一元管理で、患者様との時間をもっと大切に。

2021年1月、生まれ故郷でもある大阪・天満エリアにユウコ形成外科クリニックを開院した植田有子先生。形成外科・皮膚科の保険診療と、美容皮膚科・美容外科の自由診療を併設し、「赤ちゃんからご高齢の方まで、家族みんなのかかりつけ医」として地域に寄り添っています。開院時にはアクシスを導入し、今年のサーバー更新タイミングでACUSIS Cloudへとアップデートされました。長年のACUSISユーザーである植田先生に、その経緯と成果について伺いました。
貴院にはどんなことを求める患者様が多いのでしょうか。
保険診療においては、赤ちゃんのアザの治療から、小さな切り傷、そして縫合が必要な大きな怪我まで、皮膚のお悩みも幅広く対応しています。特に、目のたるみ等からくる眼瞼下垂の手術などは、技術面で信頼をいただき、近隣のクリニック様からご紹介を受けて来院される方も多くいらっしゃいます。
また、保険診療で通院される中で「実は美容のことも相談したくて」と、自由診療のご相談をいただくケースも多々あります。エイジングケアやスレッドリフトなど、お顔全体の健やかさを維持するためのパートナーとして頼っていただけるのは嬉しいことです。
最近では、ご自身が通われるだけでなく、お子様を連れて、あるいはご夫婦で一緒に、といった形で「家族みんなのかかりつけ医」として足を運んでくださる患者様が増えています。男性の患者様も多く、ご夫婦やご親子で美容のご相談に来られるケースも珍しくありません。
電子カルテを導入されたきっかけを教えてください。
当院は保険診療と自由診療の両方を行っているため、それぞれの診療データや会計がバラバラに管理されることで、スタッフの負担が増えたり、患者様をお待たせしたりすることを避けたいと考えていました。開院にあたり、事務作業の効率化を図り、その分もっと患者様との対話や治療に集中できる環境を整えるために導入を決めました。
ACUSIS Cloudを選ばれた理由をお聞かせください。
一番の理由は、保険診療(ORCA)と自由診療が一元管理できる点です。また、美容皮膚科では経過写真の管理が非常に重要ですが、iPadで撮影してそのままカルテに飛ばせる操作性の良さも魅力でした。紙カルテのような手書き感覚でシェーマ(図)が描ける機能もあり、デジタルの効率の良さと、アナログの柔軟さを兼ね備えている点が当院のスタイルに合っていると感じました。
以前からACUSISブランドを使用していたこともあり、使い勝手の良さは認識していたんです。開院時にもACUSISの旧バージョンを導入し、今年、サーバー更新のタイミングでクラウド版へとアップデートしました。
導入されるまでの期間はどのくらいだったでしょうか?
開院時から導入を決めていたので、設定や搬入もスムーズに進みました。ACUSISのスタッフの方が来てくださり、スタッフ向けのレクチャーも丁寧にしていただいて、サポート面でとても助かりました。クラウド版へのアップデートも、ちょうどサーバー更新のタイミングと重なっていたので、自然な流れで切り替えることができました。
写真を活かした「視覚的なカウンセリング」で、納得感のある治療を。

ACUSIS Cloudを活用して、どんな取り組みをされていますか?
クラウド化したことで、iPadを活用して、診察室だけでなく処置室でもリアルタイムに情報を共有できるようになりました。看護師さんもその場で画面を見ながら動けるので、現場の連携がぐっとスムーズになっています。
また、患者様に過去の経過写真をお見せしながら、「今の綺麗を維持するために必要な治療」を視覚的に説明することで、納得感のあるカウンセリングに役立てています。以前のシステムでは、写真を別画面で開いて比較していたのですが、今はカルテの中で写真も一緒に管理できるので、患者様にもパッとお見せできる。説明のしやすさが大きく変わりました。
それはどのような成果につながりましたか?
情報の共有がスムーズになったことで、受付から会計までの待ち時間が短縮されました。完全予約制ということもあり、その分、お一人おひとりの診療時間にしっかり向き合えるようになっています。
また、患者様との信頼関係も深まったと感じます。写真で変化を共有することで、治療の「意味」を実感していただけるようになり、結果として親子やご夫婦でのご紹介など、長く通ってくださる方が増える一助となっています。
スタッフからも「iPadでその場でカルテや写真を患者様にお見せできるのが本当に便利」と評判が良く、現場の動きやすさにも繋がっています。
今後のクリニックの展望をお聞かせください。
これからも、地域の皆様が「あそこに相談すれば大丈夫」と安心して通える場所であり続けたいです。10年、20年先も、患者様お一人おひとりの人生に寄り添い、健やかな美しさを共に守っていくパートナーとして、一歩ずつ歩んでいきたいと考えています。
最近では施術室を増やすなど、より幅広い治療に対応できる体制も整えてきました。アートメイクや痩身、漢方薬・サプリメントを取り入れたインナーケアまで、患者様のライフスタイルに合わせて、内側からも外側からもサポートできるクリニックを目指しています。
これからACUSIS Cloudに望むことはございますか?
現在も十分に満足な活用をさせていただいておりますが、今後さらにLINE連携や予約機能などが進化し、より患者様が手軽に、かつ身近に感じていただけるツールになることを期待しています。
また、今後はカルテ記載の自動化にも期待しています。診察中の会話内容がAIで自動的に要約されてカルテに反映されるような仕組みがあれば、入力の手間が大きく省け、その分の時間を患者様と向き合うことに使えるようになります。クラウド化によって、忙しいときには自宅からカルテ作業を進められるようになったのも大きな利点で、こうした「医師の働き方を支える進化」にも期待しています。
心強いシステム面でのサポートを受けさせていただけるので、私たちはより一層、患者様に向き合っていきたいです。
本日はお忙しい中、ありがとうございました。
≪所属学会・資格≫
- 日本形成外科学会専門医
- 日本レーザー医学会会員
- 日本頭蓋顎顔面学会会員
- 日本美容外科学会会員