Interview
永く愛され続けるクリニックの実現を目指して。
目標達成のためにダッシュボードを導入
なぜ、ダッシュボードを導入しようと思ったのですか?
則本院長
シノワクリニックは、永く愛され続けるクリニックを目指しています。そのため美容外科をベースとしつつ、美容皮膚科のリピート率の向上と、顧客数を増やすことを大きな目標に掲げています。
そこで重要なのはマーケティングです。僕たちが知りたい数字は今まで手計算でやってきたのですが、時間と労力がかかってしまうのが課題でした。これまで時間かけていた作業を簡素化・簡易化するシステムがあればと、業務効率を考えて導入しました。
もともとACUSIS Cloudを活用していたため、これまで蓄積したデータをダイレクトに連携でき、導入にあたって手間はほとんど感じませんでした。
操作性はいかがですか?
滝沢様
一度操作に慣れてしまえば、必要なデータを簡単なクリック操作だけで抽出できるため、非常に使いやすいです。
院長から突然「以前のあの数字ってどうだった?」と尋ねられることがよくあるのですが、これまでは該当期間のデータを調べて集計するのに時間がかかっていました。今ではダッシュボードを確認するだけで最新の数値がすぐに把握できるようになり、多忙な院長を待たせすることなく、隙間時間でも効率のいい話し合いができています。
酒井様
私は使い慣れるまで多少時間はかかりましたが、慣れたあとは見たい箇所をクリックするだけですぐに分析できるので、非常に良いと感じています。
PICKUP
売上分析
カルテと紐付けた売上集計や比較がカンタンに!
※イメージ画像です。
今月の来院数、会計単価、売上がひと目で把握できるほか、前年との比較も可能。さらに年代別や性別、媒体別の売上など、属性と紐付けてグラフを切り替えて見ることができるため、顧客の傾向や問題を探ることができます。
Interview
データの可視化によって、
今後の売上向上戦略の根拠が見える
ダッシュボードをどのように活用されていますか?
酒井様
数字が直感的に見えるようになったことで、それまで「なんとなく」でしか把握できていなかった売上の推移がはっきりわかるようになりました。
たとえば、美容機器ごとの利益率も、購入費用に対してどれだけの利益が出ているのかをすぐに確認できます。
以前は、CSVから金額を抜き出して一つひとつ足し合わせる必要があり、リアルタイムでは「だいたいこれくらいかな」という感覚でしか把握できていませんでした。
今はダッシュボードでその場で金額が見えるので、強みや弱みを意識しながら、戦略的なテコ入れに直結するツールとして活用しています。
滝沢様
スタッフ毎の数字が追えるので、誰がどれくらいカウンセリングに入っているのかや、売上が前月とどのくらい変化しているのかを簡単に比較できます。そのデータをもとに育成担当スタッフと話し合い、伸び悩んでいるスタッフへのサポートや指導の材料として活用しています。
PICKUP
売上げ比較
治療カテゴリーや広告媒体など、過去と比較ができる
※イメージ画像です。
性別、年代、初診・再診、新刊・リピートの売上を直近28日の売上げを、7日、28日、前年同期28日と比べることができます。さらに治療カテゴリーや広告媒体毎にセグメントして見ることができるため、減少している項目の原因まで確定できます。
酒井様
顧客属性についてもクリアになりました。実際にどの年代層が多いのか、そしてその方たちがどの施術を選んでいるのかといった詳細データまでは、時間的な制約もあり把握できていませんでした。
現在では、ダッシュボードの機能により顧客属性を簡単に可視化できるようになり、年齢層ごとにどのようなアプローチを取るべきかを明確に意識できるようになっています。
滝沢様
私は日々の売上の変動や来院データ、過去の実績をダッシュボードで確認し、その情報をもとに、注力すべき治療メニューやキャンペーンの企画立案に役立てています。
また、新たな取り組みを検討する際にも、主観に頼らず客観的なデータに基づいて判断できる点が大きなメリットです。
たとえば最近では、コスメのお問い合わせや売上の伸びを受けて、ECサイト立ち上げのタイミングを見極める材料としても活用しました。
PICKUP
顧客属性分析
カルテから紐付けしたデータを、経営戦略に活用
※イメージ画像です。
顧客毎の総売上、通院回数、単価などの行動履歴から、ロイヤルユーザーの割り出しやアプローチの検討などができます。
離脱者も簡単に選択できるため、再来院を促すための施策などに活用できます。
ダッシュボードを導入して良かった点は?
則本院長
当院に必要な項目をカスタマイズできることですね。例えば、当院では「初診売上」が必ずしも初回来院時に発生するとは限りません。初回はカウンセリングのみで、実際の売上は2回目の来院で計上されるケースも多くあります。そのため、2回目の来院までを「初診」として集計できなければ、正確な分析にはつながりません。
他社製品ではあらかじめ決められたルールに基づいたレポートしか作成できませんが、アクシスのダッシュボードは当院の運用ルールに合わせて柔軟にカスタマイズしてくれました。その結果、集計作業の時間が大幅に削減され、スタッフの負担も大きく軽減されています。
酒井様
これまでは売上一覧をもとに手計算したり、CSVをダウンロードして表計算ソフトで集計したりする必要がありました。しかし、ダッシュボードに数値が直接反映されるようになったことで、知りたい数字を簡単に可視化できるようになりました。
項目をクリックするだけで数値が反映されるため、これまで時間が取れずに見落としていた指標や、あまり意識していなかった項目にも気づけるようになりました。たとえば「人気のメニューは?」「その治療を受けた人は他にどんなメニューを選んでいる?」「その人たちの共通点は?」といった分析も、ワンクリックで次々と深掘りできるのが気に入っています。
結果として、数字の集計にかかっていた時間を削減でき、その分をサービス向上のために新しい施策を考える時間に充てられるようになりました。
滝沢様
数値の集計にかかる時間が大幅に短縮されたのが良かったです。医師やスタッフごとの売上状況も可視化され、毎日確認できるようになったことで、顧客対応の改善点を見つけやすくなり、スタッフの頑張りや不調にもいち早く気づいてサポートできるようになりました。
あとはリアルタイムで集客や売上データが更新されることで、実施したキャンペーンやSNS施策の反響をすぐに確認できるようになり、次の戦略を立てるための重要な判断材料として活用しています。これまで時間の関係で詳細に出すことが難しかったデータなので、非常に参考になっています。
則本院長
毎朝、前日までの数値をチェックし、スタッフとの定例会議で活用しています。ただ、正直に言うと、僕自身がダッシュボードを頻繁に操作するわけではありません。会議では基本的な数字の報告は割愛して、その分、今後の施策をどうしていくか議論しているので、そのための時間を確保できるようになったのが良かったと感じています。
滝沢様
そうですね。限られた時間の中でも、より効率的に打ち合わせを行えるようになったと思います。
PICKUP
リピート分析
大注目の新機能!リピーターをロイヤル顧客に育成
※イメージ画像です。
来院回数や頻度をマッピングして、どの患者に注目したら良いかを可視化。受けた施術の売上げ分析は、次回の治療提案などの判断材料に。
合計金額別の人数や、大カテゴリー別の売上げも分かるため、注力すべき施術も見えてきます。
Interview
実務の効率化によって、
よりサービスを向上させたい
ダッシュボードを今後どのように活用したいですか?
滝沢様
これまであまり把握できていなかったキャンセルの件数や理由、その対策の検討、さらにリピート状況の分析など、時間が足りなくて手をつけられていなかった部分に、今後はダッシュボードを活用していけたらと思っています。
則本院長
現状や課題が見える化されたことで、各スタッフが自ら状況を確認して、次に取り組むべき改善策を考える文化が芽生えてきたと感じます。
これまでデータ集計や資料作成に費やしていた時間を、具体的な改善施策の実行にあてられるようになったので、サービス向上にもつながります。
あとはスタッフが使いやすいようなシステムに、アップデートし続けてもらうのが一番ですね。
ありがとうございました